梶原耕藝

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2021.05.24|農家の日常

野イチゴいただきます

トマトのほ場の周りにいる”赤い存在”を、毎日ずっと気にかけていました。

畑の周りにある草むらや土手には、毎年、野生のイチゴがたくさん実をつけます。

自分が小学生だった頃も、登下校中に野イチゴを探しながら歩いていたことを思い出します。

昨日、息子たちに野生のイチゴを収穫してもらいました。

野イチゴと一言でいっても、いろんな種類があります。

息子たちに採ってもらったのは『クサイチゴ』↓

クサイチゴの葉と実

おそらく、野イチゴの中では一番よく見かける種類かと思います。

背丈は低くて、草むらの中に紛れていることが多いです。

毎年5月の今の時期くらいに一斉に実をつけ始めます。

実は酸味はあまりなく、甘くておいしい。

ただ、たまに実の中に蟻などの虫がいることがあるので、食べる際には注意が必要です(;’∀’)

個人的には、『モミジイチゴ』というオレンジ色の実をつける野イチゴが一番好きです↓

モミジイチゴ

クサイチゴに比べて酸味が強くて、さっぱりとした甘さです。

葉がモミジの形に似ていて、背丈もわりと高いので探しやすいはずなんですが、私の周りではなかなか見つからず、クサイチゴに比べて希少価値が高い野イチゴです。

梅雨に入ってからの貴重な晴れ間の中、息子たちも野イチゴが収穫できて満足したようでした。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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