梶原耕藝

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2021.06.02|AGRI PICK

トマトの誘引のやり方(斜め誘引)

トマトの管理で大事な作業のひとつが「誘引」。

トマトの茎や枝を支柱などに固定して、形を整えていきます。

こうすることで、トマトの生育を維持したり、花や実がつきやすくなったり、収穫がしやすくなるなどのメリットがあります。

うちで採用しているのは「斜め誘引」。

トマトの茎を、あらかじめ斜めに張ったテープに沿って誘引していきます。

このテープの張り方も、農家によってこだわりがあります。

右肩上がりで巻く人、左肩上がりで巻く人。

斜めにテープを張るのではなく、水平に何段も張ってそこにトマトを誘引させる人。

テープの色も白だったり青だったり。

段数も5~8段などとさまざま。

斜め誘引を採用しているのは、以後の管理が楽になるからですね。

事前に巻いておけば、トマトが生長してきてもテープに這わせれば良い。

ましてや、夏は生長が早いので誘引作業にもスピードが要求されます。

斜めに誘引するぶん、採光性が劣るというデメリットもあるんですけどね。

誘引に関しては、以前、農業系WEBメディア『AGRI PICK』に記事を書かせていただきましたので、そちらを読んでみてください。

https://agripick.com/2685

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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