梶原耕藝

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2021.06.15|その他

中山間地農業が持つ価値とは

農業において「中山間地」という地域は、良いイメージで語られる機会はあまり多くありません。

・山林が多く、経営規模を拡大するのが難しい

・農業機械が入りにくく、生産性が低い

・都市部よりも高齢化が進んでいる

・後継者が少ない

・耕作放棄地が年々増えている

・鳥獣害が深刻化している

・・・・

などなど、中山間地の条件が不利である点を挙げればキリがありません。

最近、話題に乗るようになってきた「スマート農業」も、平坦部のようにある程度農地が集約していることを前提としたものであったりします。

農地の形状が悪かったり、あちこちに点在している状況だと、こうはいかない。

では、中山間地農業はこのまま衰退していく運命なのか・・・

私はそう思いません。

むしろ、これから中山間地農業が見直される時代になると思っています。

中山間地では、大きな寒暖差を活かして高品質の農産物をつくることができます。

真夏でもトマトを栽培することができるのは、冷涼な中山間地だからこそ。

いろんな不利な条件をクリアして産み出される農産物には、その農産物しか持ちえないストーリーがある。

このストーリーこそが、中山間地農業に”価値”を与えることにつながると思うのです。

私の農産物が持つ”価値”を、これからどんどん発信していきたいと思います!

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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