2021.06.18|その他
目標を実現する農家に会いに行く
熊本県玉名市で柑橘類を栽培している「右田柑橘」に視察に行ってきました。
園主の右田くんは、くまもと農業経営塾の同期生。
産直専門でミカンを販売しています。
おもしろいのは、加工品の開発にも積極的で、常に新しい農業を模索しているその姿。
みかんを皮ごと絞った”みかんワイン”や、最近では”みかんパウダー”の販売もはじめるなど、巷にはない個性的な商品がそろっています。

ワインを開発する過程も、クラウドファンディングで資金を調達したり、試行錯誤の連続だったりしたけど、ワインをつくりたいという一心で商品化にこぎつけたストーリーは、胸に深く刺さりました。
さらに、これから考えている壮大なプロジェクトの話も聞けて、「発想がおもしろいなー」と感心しきり。
帰り際に、海が見えるミカン園に連れて行ってもらいました。

眼下には有明海と、広大な干拓地が臨めます。
山に住んでいる人間からすると、潮風を感じながら仕事ができるなんてうらやましい。
トマトとミカン。
作物に直接のつながりはないけれど、新しい農業の姿を模索している農家どうし、大いに刺激をもらうことができた一日でした。
おみやげにワインを買って帰ったので、ここぞという特別な日に味わいたいと思います。
右田柑橘↓

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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