2021.07.03|学習・研究
今後は加工品開発にも着手します
八代市に「フードアグリビジネスセンター」という施設があります。
7~8年前に県がつくった施設で、農産物をつかった商品開発、事業者間の連携、販路開拓の支援などを行っています。
以前から行きたいと思っていたんですが、熊本県庁時代にお世話になった先輩から連絡があり、
「遊びがてら施設の見学にきてね」
とお誘いを受けました。
そこで、仕事の合間をぬって「フードアグリビジネスセンター」に行ってきました。
先輩との昔話もそこそこに、商品開発の話だったり、センターにある設備の案内などもしていただき、とても勉強になりました。
フードスライサーをはじめ、温風乾燥機やミル、搾汁機など、食品加工品の試作をするには良い設備がそろっています。
今後は加工品開発を手がけたいので、今後も利用させてもらおうと思ってます。
ただし、いわゆる6次産業化は、成功だけでなく失敗事例も多いのが事実。
農家が農家目線で「生鮮品だとBC品になるものを加工品に回してロスを減らしたい」などと安直に考えると、確実に失敗します。
商品にどんな特徴を持たせるのか、
お客様のニーズに合致しているか、
など、消費者目線で商品開発することが必要ですね。
まだまだ真っさらな状態ですが、これからどんな商品ができていくのか今から楽しみです。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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