2021.09.23|農家の日常
長雨の影響は1か月後に現れた
毎日トマトを収穫しているのですが、ここにきて収穫量が大きく減っています。
とにかく、トマトがなっていない・・
就農して5年ほどになりますが、9月にここまで収穫量が落ち込んだのは初めてだと思います。
その原因は、間違いなく8月の長雨の影響。
長雨が2週間ほど続いたおかげで、多くの花落ちが発生しました。
その頃に天候が良く順調に着果していたら、ちょうど今、収穫していたはずです。
「これは、収穫量が減るだろうなー」
とは予想していましたが、ここまで大きく落ち込むことになるとは思いませんでした。
やはり、お天道さまの力は偉大ですね。
ちょっと姿を見せないだけで、これだけの影響力があります。
現在は収穫量が落ち込んでいますが、諦めるのはまだまだ早い。
トマトの樹を見ると、次の段以降にはしっかりと実が付いていて、確実に生長しています。
これから徐々に収穫量が増えてくるでしょう。
最近は朝晩が冷え込んでくるようになったぶん、トマトの色づきが緩やかになってきました。
トマトの樹にとっても暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい気候になってきて、これから本当に夏秋トマトが美味しい季節が訪れます。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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