2021.11.17|新規就農
大学生に伝えたいUターン者の葛藤
東京農業大学の学生さんが、役場の方を連れて自宅に取材に来られました。
東京生まれの東京育ち、九州に来るのは初めてということで、山都町はその目にどう写ったんでしょう。
学生さん、最初はメチャクチャ緊張した感じでしたが、結局最後まで緊張した感じでした。
現在、有機農業について調べているとのことで、山都町内の複数の農家や業者に1週間かけて聞き取りをしているとのこと。
私からは、Uターン就農者という立場で話をさせていただきました。
就農した経緯・・・
有機農業を志した理由・・・
農地の確保・・・
有機農家と周囲との関係性の変化・・・
経営状況と今後の目標・・・
などなど。
1時間半にわたって質問に回答させてもらいました。
また、役場職員の方も同席していたので、新規参入者への支援や地産地食への取組みなどについても意見させていただきました。
「移住」「新規就農」などのキーワードが並ぶと、いわゆるIターン就農者のイメージが強い気がするのですが、自分のようなUターン者にはUターン者特有の苦悩や葛藤があります。
もちろん、施設や農業機械などの生産基盤が、最初からある程度そろっているのは大きなメリットです。
一方で、特に家族経営の場合だと、親と経営方針に違いがあったり、そもそもの価値観が全く違っていたりして、自分が考えているように前に進めない場合もあります。
いろんなしがらみが強いのもUターン者ですね。
それでも、自分が描いている農業のかたちを実現するためには、愚痴っている暇などありません。
考えて実行して改善する。
とにかくこれを繰り返していきたいと思います。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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