2022.02.08|学習・研究
トマト加工品を試作してみる
こんにちは。
熊本の最高のトマト農家、梶原耕藝です。
「へぇ~、トマトって水分を飛ばしてから乾燥させると、こんな色になるんだ~」
「こんな加工の方法もあるのは知らなかったわ~」
ただいま、トマトを使った加工製品を試作中です。
原料は、トマトの収穫期間中にトマトを冷凍して、加工品開発用にストックしておいたもの。
夏場は忙しくて余裕がないので、農閑期である冬に時間を割きます。
まだ詳しくは書きませんが、今後いろんな加工方法を試してみたいと考えてます。
農家が自ら加工製造・販売まで一貫して行う、いわゆる”6次産業化”。
生産物の価値向上を期待できるというメリットがある反面、多くの失敗事例もみられます。
失敗原因は、端的にいえば「農家は販売のプロではない」からでしょう。
生産物のロスを減らしたいからと安易に商品化しても、ほぼ確実に失敗します。
市場(消費者)ニーズをくみ取る、マーケティングの視点を取り入れる、販売ルートを確保する、などが大事なんですが、意外と多くの農家がニガテとしている分野です。
「良いモンつくったんだから売れるだろ」
ではアウトですね!
自分がつくっているトマトの良さを最大限生かせる加工方法は何か。
消費者はどんな商品がほしいと考えているのか。
その視点を忘れず、試行錯誤してみます。
・・・あ、あと「自分が楽しむこと」が一番大事ですね!
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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