梶原耕藝

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2022.05.08|農家の日常

トマトの定植がはじまりました

「おいおい、トマトの定植とニンニクの芽の収穫がかぶるなんて聞いてねーぞ」

さて、どうするか。

2000本以上の苗がスタンバってるわけなので、トマトの定植を優先です。

今シーズンは、定植を前半と後半に分けていて、今回は前半の分の定植です。

今年の苗の特徴。

苗の背丈は低くて花芽もまだ小さいのですが、節間は短くがっしりとしていて根もビッシリ張った、良い苗です。

植えるタイミングとしては若干早めですが、同じタイミングで植えた昨シーズンは初期草勢が乱れることもなく、順調に育ちました。

定植が早すぎると、栄養生長に傾いて草勢が強くなりすぎてしまうんですが、昨シーズンの状況から問題ないと判断しました。

定植作業は、ハウス内の決められて位置に穴を掘って、苗をポットから取り出して植えていく地道な作業ですが、腰痛持ちの自分としてはとにかく腰の痛みとの闘いでもあります。

高校時代に部活動で痛めて以来、腰痛とは長い付き合いなんでもう慣れっこですが、やっぱり低姿勢での作業はツラい。

というか、ツラすぎる。

とはいえ、定植するとトマト農家としてのスイッチがONになって、背筋がピンと伸びる感じがします。

一方、ニンニクの芽。

ヤバい、もうガンガン伸びてきてる。

トマトの定植とかぶってしまったことを恨みつつ、今日はニンニクの芽の収穫を急ぎたいと思います。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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