2022.05.26|農家の日常
忙しくても、心を亡くさないように
熊本の最高においしいトマト農家、梶原耕藝です。
定植したトマトの生育管理・・・
田植え・・・
ニンニクの収穫・・・
どれを優先したらいいんだー!?
定植したトマトの苗は、活着するとぐんぐん茎葉を伸ばして生長していきます。
わき芽も旺盛に伸びてくるので、生育をみながらわき芽をかいたいり、倒れないように誘引をしてあげる必要があります。
田植えは、苗づくりの段階から生育をみながら田に水を貯め、肥料をまいて代かきをして、ここというタイミングでおこないます。
ニンニクは、芽をつみとったあたりから徐々に下葉が枯れ、同時に実が肥大していきます。
収獲が早すぎても肥大が進んでいないし、遅いと実が割れてしまうので、試し掘りをしながら天気を見つつ、ベストなタイミングで収穫していきます。
この3つの作業のタイミングが同時に来てしまったのが、まさに今。
こんなときにどれから手をつけるか・・・慌ただしいですが悩んでる暇はありません。
ニンニクの収穫を優先して、とりあえず田植えは両親に任せることにしました。
ニンニクの収穫タイミングを逃すと、それまでの苦労が水の泡になってしまうので仕方ありません。
と思ったら、今日は朝から雨。
常に天候と隣り合わせで、自分の計画どおりには作業が進められないのが農家の大変なところ。
もうすぐ梅雨入りなので、その前に収穫を終わらせないといけないと気ばかり焦る自分なのでした。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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