梶原耕藝

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2022.08.10|農家の日常

信頼できるお店とつながる重要性

熊本の最高においしいトマト農家、梶原耕藝です。

就農当初からずっとつくりたくて栽培しているフルティカ。

その多くは、熊本市内のセレクトショップ『Nakata』で販売させていただいてます。

『Nakata』さんは、農家とのつながりや信頼関係を重視してくれて、ここで売らせてほしいと思えるようなショップ。

自分が就農したばかりの頃、まだまだ生産スキルも身についていないうちから、試行錯誤してつくったフルティカをすべて買い取っていただきました。

農産物の品質だけでなく、農家の思想やほ場環境なども重視して、単なる商品としての農産物ではない深いつながりをつくられてます。

農産物の直売所って、今はいろんなところにあります。

ただ、そのお店が農産物を大事にしているか、農家をリスペクトしているかは、店内の陳列のしかたや魅せ方でだいたいわかる気がします。

無造作に商品を並べてあったり、どんな農家がつくったのか全く見えない店舗もあれば、どの商品をどう陳列したらお客様が目にとめやすいか、商品の向こう側に農家の姿が透けてみえるPOPの付け方をしている店舗もある。

お客様のことを大事にしているお店は多くても、農家も同じように大事にしてくれるお店は多くないかもしれません。

少しでも店舗の売上に貢献したいと思えるお取引先を持つことは、農家の自分にとってモチベーションにつながります。

熊本市健軍にあるセレクトショップ『Nakata』。

ぜひ一度のぞいてみてください。

https://www.instagram.com/gastronomy_nakata/

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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