梶原耕藝

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2022.09.07|その他

【トマト×NFTプロジェクト】ラストスパート!

お盆からスタートしたクラウドファンディングが、今月9日で終了します。

今回、農業×NFTという全く新しいアイデアでクラファンに挑戦しました。

ただ、NFT自体が社会的にほとんど知られておらず、正直、クラファンの周知にも難しい部分がありました。

今回の取組は、単にNFTを広めたいわけではありません。

「農家とお客様の新しい関係をつくりたい」思いが根底にあります。

私はネットを通じて直接販売にも取り組んでいます。

直接販売は、農家がダイレクトに消費者に思いや魅力を伝えられる方法ですが、NFTを使うとそれがさらに進化できると感じています。

NFTという唯一無二の”しるし”を手に入れるということは、農家との関係が商品を買って終わりではなく「買ってからが始まり」になります。

たとえば、SNSのアイコンとしてNFT画像を使えば、「この人はあの農家とつながっているんだ」とわかるので、農家との絆を外に示してくれます。

また、NFTを買う際には暗号資産(仮想通貨)が必要ですが、暗号資産があれば個人間のみで売買が可能なので、クレジット会社や銀行などの決済を介することなく、本当の意味で「直接売買」することが可能です。

社会がいきなりそこまで進むことはないでしょうが、直販に取り組む農家として新しい未来を感じています。

もし、トマトの苗のNFT画像があって、あなたがそれを購入したとします。

トマトの苗のNFTは、そのまま持っていても大きく育ち実をつけないので、定期的に水を与える必要がある。

自分で水を与えたり、あるいは、誰かに水を与えてもらううちに、大きな実をつける。

その苗はNFTとして唯一無二を証明された、あなただけの苗である。

・・・・

何だかちょっと愛着が湧いてきませんか?

農家としても、大きく育ったトマトのNFTを見たら、「大事に育ててくれたんだ」と嬉しくなるでしょう。

そんな体験が誰でもできるような時代は、すぐそこまで来ています。

NFTは私にとって、投機目的に保有するものではなく(そういう人もいますが)、これまで売る側(農家)と買う側(お客様)だった関係を、一緒に農業を発展させていく新たな関係にグレードアップさせてくれるツールだと考えています。

儲かるとか儲からないとかいう話ではなく、おもしろいからやる。

成功するか失敗するかわからなくても、まずはやってみる。

動機はそれで充分です。

「トマト×NFT」クラウドファンディングは、いよいよ9/9(金)までとなっています。

リターンとして、トマトの樹への命名権や名札の設置、リモート観光農園へのご招待など、農家ならではのものをご用意しました。

今回のクラウドファンディングは、農業とNFTをからめた新たなプロジェクトですが、NFTには興味がない、わからないという方も、通常のクラウドファンディングと同じようにご参加いただけます。

3,000円からのコースもご用意していますので、お気軽に覗いてみてください。

クラウドファンディングでのご支援は、1つのきっかけにすぎません。

そこから、農家との新しい関係が生まれます。

持続可能な新しい農業のカタチを追求する活動に、一緒に参加していただけると嬉しいです。

クラウドファンディングメインページ↓↓↓

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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