2022.12.23|農家の日常
気分が乗らないトマトの片付け作業
熊本のトマト農家、梶原耕藝です。
トマト農家がもっとも気分が乗らない、片付け作業・・
次の作付けの準備のために、畑の中にあるトマトの樹や使った資材などを撤去する必要があります。
カラッカラに枯れたトマトの樹の処分のやり方は農家によってさまざまで、畑の外に運び出して捨てる(自己所有の土地に)、焼却する、破砕して畑にすきこむ、などいろんな方法があります。
どの方法を選ぶにしろ、立ててある何千本もの支柱を別の場所に移動するだけでなく、誘引するために使ったビニールテープなどの資材はすべて回収しなければいけません。
支柱に巻いたビニールテープをカッターや鎌で切って、1本1本回収していくという、地道な作業が数日続きます。
この時期は、必要だけど1円も生まない作業が続くので、どうしても気分が乗らない。
だからといって、作業が遅れると何となくソワソワして、落ち着いて年越しを迎えられなくなる。
12月はそんな時期です。
昨日から降り出した雪は、辺りをあっという間に雪景色に変えました。
そうなると作業は中断せざるを得ません。
熊本市内はほとんど雪が降ってないと聞いて、同じ熊本なのに雪の量が違うから山は厳しいなあと思いつつ、先日会った伊藤さんの山形雪国伝説を知れば、まだマシな方なんだろうなと。
仕事ができないこんな日は、夏場にできなかったインプットの時間に充てたいと思います。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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