梶原耕藝

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2022.12.31|農家の日常

今年もお世話になりました

熊本のトマト農家、梶原耕藝です。

2022年も残すところあとわずかになりました。

今年は自分にとって、いろんな意味で記憶に残る年になりました。

NFTという新しいデジタル技術とトマトをかけ合わせて、お客様との新しい関係性づくりに挑戦しました。

NFTが農業にどう生かせるか、未知数なことばかりでわからない中、まずはやってみようの精神で『トマト×NFT』をテーマにクラウドファンディングをやってみました。

NFTが初耳という人も多く、正直、理解していただくのも大変でしたが、何とか目標金額を達成することができました。

それから、トマトの売上金から、NPO法人優里の会さんに寄付する取組みをスタートしました。

熊本県庁職員だった頃からずっと考えてきたアイデアでしたが、ようやく実現することができて本当に良かった。

金額は決して大きくはありません。

しかし、活動の趣旨に理解していただいたお客様から、

「良い取組みですね。頑張ってください」

など数々の応援のお言葉をいただいて、本当にうれしかったです。

来年も寄付の取組みを続けていこうと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。

一方、今年は台風の被害に見舞われた1年でもありました。

ハウスの天井ポリが何棟もはがされ、トマトの樹が風雨にさらされているのを目の当たりにした時、胸が締め付けられる思いがしました。

でも、終盤には樹勢が回復し、改めてトマトの生命力の強さを感じることができました。

良いことも悪いことも、うまくいったこともいかなかったことも、たくさんありましたが、来年も引き続きたくさんの試行錯誤を続けてまいります。

それでは、今年も大変お世話になりました。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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