梶原耕藝

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2023.05.10|農家の日常

トマトの葉露と水分の関係

熊本のトマト農家、梶原耕藝です。

トマトの葉露を確認!

「根が活着したよ」というトマトからのサインです。

早朝、トマトの様子を見に行くと、トマトの生長点を中心に葉露がついていました。

トマトを定植したばかりの頃は、まだ畑の土に根が入っていないので水分が吸えません。

やがて根が広がっていき土中の水分を吸えるようになると、葉露が見られるようになります。

葉露が付くということは、根が動いている証拠でもあるので、活着がうまくできたかのバロメータになります。

葉露もたくさん付けば良いというわけではなく、全体的に葉露が付いてるのは多すぎ。

逆に葉露が少ない(付かない)のも良くない。

定植後だと、畑の水分量が葉露の量に関係しているようです。

ゴールデンウィーク中の曇りがちの天気から一転して好天になったことで、葉に萎れが見られたり、思ったほど葉露が付かない株もえるので、トマトの生育状況を見てまた灌水するかを判断したいと思います。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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