2023.05.21|学習・研究
高糖度トマト栽培への挑戦!?
全国のうまいトマトを食べて、食レポする今回。
お取り寄せしたのは、かの有名なトマト農家からです。
今回チョイスしたのは、新潟県にある「曽我農園」のトマト。
商品ラインナップの中でも最も糖度が高い「越冬フルーツトマト」をいただきました。
大玉トマトとは思えないくらい小ぶりのトマトは、見ただけで実がギュッと引き締まっているのがわかります。
口に含んでみると、甘さがジュワーっと広がって、トマトとは思えないくらいです。
うん、これは美味いわ。
水を極力与えずストレスを与えて育てる栽培方法だと、実が大きく育たない代わりに高い糖度を得ることができます。
ただ、収量が上がらないし、カルシウム欠乏になりやすかったりと、デメリットもある栽培方法。
自分も節水栽培で高糖度トマトをつくろうかと考えたことはあります。
しかし、冬春ならまだしも、真夏のあの暑さの環境下で、水ストレスをかけた栽培ができるのか、リスクが大きいと感じて実践したことはありませんでした。
そして、トマトは糖度だけが全てじゃなく、酸味とのバランスが重要だと考えているのも理由の1つです。
しかし、曽我農園のような高糖度トマトを食べると、やはりこれは美味しくて、夏秋トマトでも一部でも良いからストレス栽培に挑戦してみたい・・・という欲求が湧いてくる。
しかし、両親に見つかったらメチャクチャ反対されるだろうな・・・
「トマトがかわいそう」だからって、見てないところで勝手に水やりされるかも・・・
でも、自分は”わさもん”なので、何か変化がないとつまらないと感じてしまうのです。
全部とは言わないから、ほ場の一部・・・
いや、1ハウスだけ・・・
いや、せめて1うねだけで良いからやってみるか。
くれぐれも、うちの親には内緒にしといてください🥺
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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