2020.04.14|その他
私が県庁職員から農家になった理由③
私が県庁職員から農家になった理由の3つめについてご説明します。
行政の仕事は、住民生活のあらゆる分野に関わっているので、本当に多岐にわたります。
私が一貫して配属を希望していた分野は「農政」でした。
「自分が農業をすることはないけれど、熊本県の農業の振興に携わる仕事がしたい」
それが入庁した時の思いです。
また、過疎化・高齢化の波が来ているのは私の地元も例外ではなく、そういった地域の活性化にも携わりたいと考えていました。
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でも、時は流れ、ふと思うようになったのです。
「そんなに農業振興、地域振興に携わりたいのなら、自分がプレーヤーになればいいじゃん」
て。
行政の立場で間接的に地域に関わるより、自分が地域の人間として地域のために役立ちたい。
農業が衰退してきているなら、自分が農業者になって農業を盛り立てればいい。
そのほうが早い。
・・・そう考えたのです。
県庁職員から農家になった理由③は、
自分が地域のプレーヤーとして、農業者として、直接力になるべきだと思ったから。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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