2024.04.19|農家の日常
トマトの根回し水は、苗をお迎えする大切な儀式!?
今シーズン1回目のトマト定植、完了!!
幸い天気も良く、作業がスムーズに運びました。
全体の半数にあたる苗を、1〜2日にかけて一気に定植します。
一気に終わらせたいので、穴を掘る人、苗を運んで並べる人、植える人、という感じで分担して作業します。
天気が良すぎるせいか気温も高く、トマトの苗が皆水分を欲しがってるようなので、定植と並行して
「根回し水」
を与えていきます。
根回し水の役割は、トマトの苗がスムーズに根を張って養分を吸収できる、いわゆる「活着」を促すため。
株元にたっぷり水を与えられたトマトは、もう枯れちゃうんじゃないかと思うくらい萎れたようになってても、見違えるようにシャキッと元気になります。
この点、トマトはわかりやすい植物ですね。
これだけ天気が良いと、まだ根が伸ばせてないトマトは水分が足りずに萎れやすいので、毎日様子を見ながら、適宜追加で水を与えていきます。
活着がうまくいけば、それから1ヶ月間は一切水を与えません。
そうすれば、トマトは自ら根を張っていき丈夫な体に生長していきます。
…そういや小学生の頃、親がTVゲームを買ってくれなかったので、数キロ離れた友達の家に自転車をこいでゲームしに行ってたことを思い出しました。
水を与えられないトマトも、似た心境なのかもしれないですね!
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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