2020.04.29|農家の日常
ウルトラ3兄弟がやってきた
トマトの定植準備をあわただしく進めているなか、畑に正義のヒーローがやってきました。
うちの3兄弟です。
支柱と支柱の間に、トマトを誘引していくテープを張る作業をお願いしました。
「暑いなかありがとねー」
「うん大丈夫!」
そう言いながら教えてもらったとおりに作業を始めます。
「おーマジメにやってる。感心感心♪」
少し時間がたって、ちょうど1列テープを張り終わったころです。
いきなり子どもたちが
「ちょうどキリが良いけん、家まで歩いて帰るね」
そう言い残し、3人とも家までダッシュで帰っていきました。
「えっ・・・もう・・!?」
その様子はまるで、カラータイマーが赤く点滅して地球での活動時間がなくなったウルトラマン😞・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分の子どもに農業を好きになってもらうって、口では簡単に言えるけど意外と難しい部分もあります。
やっぱり、肉体労働もあるし、暑かったり寒かったり自然環境の影響をもろに受けるから。
暑いもんは暑いんだから、仕方ないですよね。
でも、一番大事なのは、自分たち親が楽しんで農業をすること。
キツイ作業をしている時も笑顔を絶やさない。
自分が「お客様に健康と幸せをお届けする」農業者として、お客様に商品をお届けして「おいしい!」と言っていただく。
そんな姿を見せることができたら、子どもたちもきっと農業の素晴らしさを理解してくれると信じています。
そのために、これからもずっと農業者としての能力を高めていきます!
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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