梶原耕藝

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2020.05.11|農家の日常

お、活着したか!?

早朝、トマトの苗を確認しに行ったところ、トマトに葉水がついていました(^^)/!

この葉水がついているかどうかが、苗が活着(かっちゃく)したかどうかを判断する材料になります。

活着とは、定植した苗が根をのばして、畑の水分や養分を吸うことができる状態のことをいいます。

根がのびて活着がうまくいったかどうか、苗を引っこ抜いてみる訳にはいきませんから、葉水がついているかどうかで判断するわけです。

葉水のほかにも、葉がしおれていないかなども観察して、水分が足りていないと判断したら再度水やりをします。

反対に葉水がつきすぎてるようだと、土中の水分量が多いと判断しています。

トマトは成長が早いので、毎日まったく違う姿かたちをしています。

なので、毎日の苗の観察が大事というわけですね( ^^)

ただ、観察するばあいも、葉や茎など地上部だけを見るのではいけません。

地下部がどういう状況なのか、根がきちんと張っているかを、地上部の生育の状態から判断することがとても大事なことです。

作物が教えてくれるサインを見逃さないことが、農家のもっとも大事なスキルの一つだと思っています。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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