2025.03.01|農家の日常
息子の大学受験とマーケットリサーチ②
農家も必要な情報は足で稼ぐしかない。
大事なのは現場だけではない。
足を使ったせいで筋肉痛になった。
息子が試験を受けてる間、観光…じゃなかったサポート役として同行したボクは、昨日1日を使ってリサーチをしてきました。
今日訪れたのは、都内の百貨店やスーパーマーケット。
スーパーも割と高価格帯のスーパーが中心。
リサーチの目的は、以下の4点でした。
①トレンド把握
どんな商品が売れているか、品種は何か、加工品は何が並んでいるかなどを知る。糖度、オーガニック、独自性などトレンドは何か。
②競合の分析
既に店頭に並んでいるトマト商品の価格帯、パッケージなどを視る。そのうえで自分が売るならどう差別化するか。
③商品開発の参考にする
百貨店などでの売れ筋商品を把握して、加工品づくりなどの参考にする。トマトと何か組み合わせた商品のアイデアを得る。
④取引先の分析
どの店がどんな農家と取引しているかを把握して、将来的な新規取引の可能性を模索する。
主な目的はこれくらいですかね。
足が棒になるくらい何店舗も回ってみると、
「この農家はどの店にも並んでるな」
とか、
「この価格帯でも売れてるんだな」
とか、いろんな情報が入ってきます。
おそらく国内で最も高い売り場を回ったけど、これは熊本にいたら分からない感覚です。
農家も日々の作業に追われるだけでなく、どんな顧客がどんな商品を求めているのか肌感を得ることが大事だと、改めて実感。
そして何より、都内はインバウンドがたくさんいて、ちょっと観光スポットに行くと3/4以上は外国人でした。
これからのビジネス、インバウンド対策抜きにしては語れない気がします。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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