梶原耕藝

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2020.03.30|農家の日常

有機農家になりました

有機JAS認証機関から認証書が届きました!

主品目であるトマト以外に、別の畑でニンジンを作っているのですが、今回その畑が有機JASの認証を得ることができました。

「えーと、有機JASって・・・無農薬のこと?」

て感じの人もいると思うので、少しだけ解説を。

有機JASというのは、国が定めた品質基準や表示基準に合格した農産物に付けられる認証のことです。具体的には「2年以上化学的肥料や農薬は使用しないこと」などの基準があります。

これらの基準をクリアして審査機関から合格を受けると、晴れて「有機」「オーガニック」と名乗ることができます。逆に言えば、「有機」「オーガニック」と名乗れるのは有機JASの認証を受けた場合のみということです。

ただし、必ずしも「有機JAS=無農薬」というわけではなくて、有機JASで認められた範囲内のもの(例えば自然由来の農薬など)であれば、やむを得ない場合に限って使用することはできます。当然ながら、その使用量や回数などは厳格に管理する必要はあるけど。

このあたりは、消費者にあまり認知されていなかったりする点ですが、いずれにせよ、「有機JAS=環境に負荷をかけない栽培」と言うことはできそうです。有機JAS認証に関しては今度改めて触れてみようと思います。

メイン作物であるトマトに関しては、有機JAS認証を取るに至っていません。ていうか、トマトみたいな作物は有機だとハードルが高くて、まだまだ栽培レベルが追いつきません(-_-;)

ただ、どんな栽培方法をとるにせよ、食べてくださる方の健康や幸せのためにつくる姿勢に変わりはありません。今後も日々勉強しながら農業を続けていきます!

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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