梶原耕藝

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2025.10.04|その他

従来型とネット型、両輪で臨む地方選挙

田舎の選挙でSNSなんて役に立つのか…

そんな声を聞きながらも、やはり挑戦してみたいと思っています。

選挙に関わる準備を進める中、SNSの活用を考えています。

都市部では候補者が日々の活動や政策を発信し、動画や写真を通じて多くの人に届けている例を目にします。

しかし、田舎町では事情が少し違います。

先日、地域の寄り合いで「SNSなんて触ったことがない」という声を何人も耳にしました。

高齢者の割合が高い地域では、やはり情報源は新聞やテレビであり、直接会って話すこと、顔を見せることが主流です。

SNSで発信しても読んでもらえるのはごく一部、ましてや投票行動に直結するとは限らない。

その現実を前に、都会と同じ方法を持ち込むのは難しいと痛感しました。

一方で、SNSには「記録を残せる」という利点があります。

日々の活動や考えを文章や写真にして残しておけば、興味を持った人が後からでも見返せる。

地域外の知人や若い世代に「こんなことを考えている人がいる」と知ってもらえるきっかけにもなる。

自分自身も、日々の出来事を投稿することで「どんな活動をしているのか」が整理され、自分の考えを客観的に振り返ることにつながっています。

結局のところ、田舎での選挙活動においてSNSは万能の武器とはなり得ない。

しかし、従来の顔を合わせたやりとりと並行して使うことで、新しい層に届く可能性がある。

従来型とSNS型の両輪をどう組み合わせるか——

それが、これからの地方選挙における大きな課題だと感じています。

というわけで、近々ネットを使って情報発信を始める予定ですので、ぜひご覧ください!

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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