梶原耕藝

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2021.08.15|農家の日常

予想外の長雨をどう乗り切るか

うーん・・・

マズイ・・マズイぞ~💦

ここ数日、ずっと太陽が姿を現しません。

まるで戻り梅雨でも来たかのように、毎日雨が続いています。

例年ならば、この時期は晴天が続いて、シーズン後半へむけての折り返し地点だったりするんですが、まだしばらく雨天が続くようだとトマトの生長への悪影響は避けられません。

トマトも含めた植物は、光合成によって体内に養分をつくり出しますが、雨天続きだと光が足りないので生長に必要な養分を十分つくることができません。

これから開花するはずの大事な花も、養分が不足して弱々しくなり花落ちしてしまいます。

「じゃあ、肥料をたくさんやればいいじゃないか」

と言われそうですが、天気が悪く湿度が高いと水分や養分を吸い上げる力が弱くなるので、やはり生長に悪影響があります。

さらには、病気も発生しやすくなります。

多湿の環境だとカビが繁殖しやすいですが、防除しようにも天気が悪いのでなかなか手が出せません。

さあ困った(;´・ω・)

でも、明けない夜が無いように、晴れ間も必ずやってきます。

それまで、この長雨をいかに乗り切るか・・・

こんな時だからこそ、それぞれの農家の腕を試されているのかもしれません。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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