2021.08.28|農家の日常
心を亡くさないように
今、1年の中で最も忙しい時期を駆けぬけています。
先日の長雨から一転して、真夏の暑さが戻ってきました。
ただ、長雨の間に、養分不足になったトマトの樹がいくつも花を落としてしまいました。。。
その後、やっと晴天が来たおかげで、樹勢も徐々に回復しています。
わき芽も勢いよく伸び始めたので、これからの管理が大変です。
長雨の影響は色濃く残っていますが、これから頑張って復活させたいと思います。
本当に忙しくなってくると、仕事に追われている状態になって、脳を働かせる余裕がなくなってくる。
それが一番の不満です。
「忙」の漢字は「心」を「亡くす」と書くので、まさに文字どおりの状況ですね。
早朝から暗くなるまで仕事をし、帰宅してからようやくデスクワークだったりブログを書いたりしようとするのですが、いつの間にか”寝落ち”してしまうこともしばしば。
これじゃあ、どうしようもないですね(~_~;)
疲れているときはアルコールがてきめんに効いて、すぐ眠くなってしまうので、明日からはしばらくアルコール抜きで過ごそうと思います。
とにかく、作業に追われて心を亡くさないように。
どんなに忙しくても、頭は常に回転させて、
「どうやったらお客様の期待にもっと応えられるだろう」
「自分がなりたい農家の理想像にはどうやって近づけるだろう」
と、一所懸命に考える。
今はそれを心がけています。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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