梶原耕藝

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2021.10.16|農家の日常

トマトも最終盤に突入

10月中旬になっても、例年になく暑い日が続いているおかげでトマトの色づきが進むため、一日も収穫を欠かさずにいます。

朝はひんやりするほど寒いのに、昼は30℃近くまで気温が上がるので寒暖差が大きく、自分さえ体調管理が難しいですね。

トマトの生育といえば今年は順調で、現在も葉カビが出てきてはいますが、実も大きく育っています(むしろ大きくなりすぎ)。

一方で、病害虫にやられてしまって生育が悪いほ場もあり、管理の行き届いたところとそうでないところのバランスの悪さをいかに無くしていくかが今後の課題ですね。

来週からは11月なみの寒さがやってくる予報なので、トマトの色づきも遅くなってくると思いますが、今はトマトの味が乗ってくる時期でもあります。

ミディトマト「フルティカ」も、昨年まではこの時期になると小玉になる傾向が強くて、徐々にミニトマト化していたんですが、今年は実が小さくなることもほとんどありません。

フルティカは子どもが大好きだし、食べると喜んでいただける方が多いので、順調に育ってくれているのは嬉しいですね。

今年は天気に振り回される一年だった気がしますが、これからシーズン最終盤に突入していきます。

最後まで愛情をこめて、トマトを見届けようと思います。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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