梶原耕藝

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2022.03.07|その他

息子が巣立っていく日が近づいている

「最後の最後に一番の思い出ができた」

遊園地から出てきた息子は、楽しそうに笑っていました。

土曜は、長男の中学校の卒業式。

長男は中学校に入学した年から、いわゆるコロナショックであらゆる行事が中止・延期になって、本当なら得られたはずの経験、思い出が不足した学年です。

一番の思い出であるはずの修学旅行も、結局行くことはかないませんでした(下の学年は行ったけど)。

そんな不遇の中学校生活でしたが、あっという間に終わりを迎えます。

卒業生代表として、立派に答辞も言えました。

思えば、自分がUターンすると同時に子どもたちも転校することになって、それまで一緒に過ごしてきた熊本市内の同級生と離れることはつらかっただろうし、申し訳ないなと思っていました。

それでも、今はすっかり学校にも地元にも慣れているのはうれしい。

翌日の日曜は、卒業生のみんなとグリーンランドに。

修学旅行に行けなかったかわりに、先生方が日帰り旅行を企画していただきました。

親が引率しなければいけなかったので、息子たちを現地に連れていったあとは、夕方の解散時刻まで時間をつぶすことに。

ラン好きのお父さんと一緒に、荒尾市内をランニングしながら観光しました。

島原の普賢岳が臨める干潟からスタートして、世界文化遺産の万田坑を見学。

折り返して、がっつりラーメンを食べた後に、温泉で汗を流して息子たちを迎えに行きました。

息子は、何もできなかった中学校生活の思い出を取り返すように、時間ギリギリまでみんなと遊んでいたようです。

今はみんなとSNSでつながっているからか、別れ際もあっさりとした感じで拍子抜けしました💧

覚悟はしていたけど、息子が親元を離れて巣立っていく日が、刻一刻と近づいています。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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