2022.05.01|その他
家を建てるときに大事なのは〇〇
熊本の最高においしいトマト農家、梶原耕藝です。
今から家を建てるとき、ここにはお金を惜しまない方が良い。
そう感じるポイントがあります。
我が家を新築してから4年近く経ちます。
建物の設計の段階で、ちょうど熊本地震に遭遇し多くの家屋が被災したこともあって、建築士さんには耐震性能を重視してもらいました。
木材をふんだんに使った家で、快適に過ごすことができています。
今振り返って「家を建てて良かったな」と一番感じるのは・・・
古い家との断熱性能の圧倒的な差。
以前住んでいた家は、昔ながらの古い木造家屋でしたが、とにかく住んで大変でした。
夏はまあまあ涼しいんですが、冬がとにかく寒い。
Uターンしてきて新居ができるまでの間は、別の仮住まいに住んでた時期もありましたが、窓や壁などあちこちにスキマが空いてるし、サッシはもちろんシングルガラス。
真冬は風呂場のあまりの寒さに叫び声が出るし、室内なのに水槽の水が凍ります。
ストーブをガンガン使ってもまったく温まりません。
毎朝、布団から出るのが億劫でした。
ところが、新しい家は屋根、壁、床下にも断熱材として羊毛を入れてあり気密性も高いから、室温が一定を保ってて、真冬でも布団から出るのが全く苦じゃない。
冬は薪ストーブだけで暖かいし、夏は高冷地だからエアコンなしで生活できるので、空調にかかる生活コストがかなり節約できてます。
先日、新築住宅に断熱性能の基準達成を義務づける建築物省エネ法の改正案が、国会に提出されました。
これからも化石燃料が高騰するのは不可避だし、脱炭素の観点からしても当然の流れでしょう。
薪ストーブを取り付けたりして化石燃料の消費を抑えるのも良い方法だけど、住居の断熱性能が低いと暖房が追いつかない。
住居そのものを高断熱化する・・・
これに優るものはないしメチャクチャ大事なことだと、数年間住んでみて身に染みて感じました。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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