2022.11.26|農家の日常
トマトの収穫が終了(一部をのぞく)
長い長い夏秋トマトのシーズンは、これで1区切り。
昨日をもって、今年のトマトの出荷はほぼ終了しました。
平野部のトマト出荷が増えて産地の切換えが進んだので、夏秋トマトの価格は一気に落ち込み、農家側も採算があわなくなります。
まだ樹上にトマトはたくさん残っているんですが、時期的に区切りをつけるしかない。
あとは、個人向けや直売所向けに販売するだけです。
とはいえ、来週には氷点下の予報も出てるので、収穫も長くは続かないでしょう。
今年は、トマト栽培でいろんなトラブルに見舞われた1年でもありました。
1段目の花芽が遅れて、収穫時期が例年の3週間ほどずれ込んだことに始まり、9月には台風が直撃して4棟のハウスが被害に。
あの時はかなり冷や汗をかきました。
ただ、秋に入ると好天が続いたおかけで、トマトの生育も順調でした。
農業は自然が相手なので、自分の思いどおりにはいかないことばかりだけど、常に変化への対応を求められる意味では、やりがいはあります。
夏場からずっと続けてきたトマトの収穫も、これで一区切り。
これからは、ハウス内の片付け作業という、テンションが上がらない作業が控えています。
とはいえ、あと数日は収穫できるので、最後までがんばりますよー
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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