梶原耕藝

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2023.01.01|その他

あけましておめでとうございます2023

熊本のトマト農家、梶原耕藝です。

あけましておめでとうございます!

2023年も新たにスタートしました。

今年も心機一転、豊かな農業ライフの実現に邁進していきたいと思います。

実は、昨日の大晦日、我が家にとって悲しい出来事がありました。

24年間飼い続けていた猫が、大晦日に天国に旅立っていったのです。

猫の24歳は、人間でいえば、ゆうに100歳を超える年齢。

小さい頃から自由奔放で、決して飼い主に媚びを売らない猫でした。

秋ごろから徐々に知能の衰えが現れ始め、目や耳はあまり働いていない様子でした。

夜中には家中を徘徊して、大声で鳴くこともしばしば。

12月に入ると、急激に体力が低下して、自立歩行は困難になっていきます。

年の瀬が近づく頃には、寝たきりで鳴くことも動くこともできない状態だったので、妹たちが大晦日に帰省しても間に合わないだろうと思っていました。

ところが、家族の予想を覆し奇跡的に生き続け、迎えた大晦日。

妹たちが実家に帰省してきて、久しぶりに顔を合わせてようやく安心したのか、その日の夜に眠るように息を引き取りました。

「みんなにお別れをするまでは死ねない」

猫がそう考えていたと信じられるほど、最後の最後でものすごい生命力を発揮してくれたのです。

動物の命が潰える場面は、いつも胸が締めつけられます。

それは、ペットが亡くなったときはもちろん、罠にかかった野生のイノシシやシカに止めを刺すときも同じです。

片方は生きて欲しいと願い、片方は命を奪わなければならない。

全ては人間のエゴだと認識しつつ、それでもいろんな命と対峙しながら生きていかなければならないと痛感します。

正月早々、こんな話になってしまいましたが、24年生きて天国に旅立った愛猫の生きざまをここに記します。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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