2023.11.14|農家の日常
夏秋トマト農家に、その日は必ず訪れる
熊本のトマト農家、梶原耕藝です。
畑のトマトがたった一晩でダメになったとわかった瞬間…何とも言えない切なさが胸を襲うのです。
今朝、窓から庭を覗いたら、納屋の屋根が霜で真っ白に。
そのまま畑に向かうと霜柱も立ってたので、多少覚悟はしてました。
案の定、「フルティカ」と「ほれまる」は実が凍った跡があって一晩で全滅。
隣接の大玉トマト「りんか」もほぼやられてました。
少し離れた別の圃場。
こちらは何とか大玉トマトが無事でした。
どちらの圃場も気温はほぼ同じだったでしょうが、日当たりや風の抜け方など微妙な条件の違いで明暗が分かれたようです。
ていうか、フルティカとほれまるは収穫前のものが相当残ってたけど、たった一晩で一発アウトだったのでかなりもったいない…
ただ、念のため、前日に多めに収穫してストックしときました。
冷凍保存しといてから、フルティカジュースとほれまるジュースの試作用に回すつもりです。
気候的に本当にギリギリのタイミングで、立て続けにネット注文が入ったので、畑のトマトが無事なのか、今朝から冷や汗をかきました。
今後はますます寒くなる一方なので、オンラインショップでの注文は終了させていただきます。
既にご注文いただいた分は何とか確保したいので、明日以降の状況を見ながら発送させていただきます。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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