梶原耕藝

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2024.02.01|お知らせ

熊本県農業コンクール新人賞を受賞しました

昨日は、熊本県農業コンクールの表彰式。

全部で30以上の個人・団体が受賞しました。

準備はそれなりに大変でした。

繁忙期にもかかわらず事前提出資料の作成から、プレゼン資料の作成。

それから現地審査でいろいろ聞かれたり。

プレゼンは資料を作りすぎて語りすぎて、当日与えられた時間を大幅に超える結果に(ヤッテシマッタ…)

しかしこれも良い経験になりました。

表彰式では、最高賞の秀賞を取った農家の事例発表があって、新人王の秀賞はどんな取組をしてきたんだろうと興味をもって聞きました。

非農家で何もない状態から果樹農家としてスタートして、地域の人たちに助けてもらいながら、耕作放棄地を改植しつつ規模拡大。

小さな子どもを抱えながら、奥さんに背中を押されて就農した感謝の気持ちを、涙ながらに語る姿を見て、まさに秀賞にふさわしいと思いました。

県庁時代にお世話になった元同僚の方々も、お祝いに駆けつけていただいて、ありがたいやら恥ずかしいやらの不思議な感覚。

県庁を退職する時、農家として元気にやってる姿を見せて恩返ししたいと思っていたので、今回は良いきっかけになりました。

少なくとも、就農がハッタリじゃなかったことはわかってくれたんじゃないかな。

とはいえ、コンクールは1つの通過点でしかありません。

気を抜けば経営は傾いていくし、常に自己研鑽が要求されます。

農家数もこれから一気に減っていきますが、消滅と再生が同時に起こって、その変化に適応できる農家だけが残っていくのでしょう。

ピンチだけどチャンス。

掴めるかどうかは自分しだい。

気合が入ったので高みを目指して歩んでいきます。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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