梶原耕藝

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2024.05.05|農家の日常

トマトのうどん粉病対策に納豆菌

トマトの第1弾を定植してちょうど半月。

雨の合間を見てアイツを葉面散布だー!

定植してから概ね無事に活着し、順調に生長しています。

第1花房も全体の半分くらいは開花しました。

昨年は、第3花房が開花した頃にうどんこ病が発生したこともあって、今年は病害予防のために早めに手を打ちます。

散布に使ったのは

「納豆菌」液。

甘酒のような乳白色の培養液を水で希釈して、トマトの葉に散布していきます。

納豆菌は胃酸にも負けず熱にも耐性がある強い微生物なので、トマトの葉に納豆菌を定着させて、他の病原菌が繁殖するのを防ぐという仕組みです。

ハウス全体に納豆菌独特の甘い香りが広がったところで作業終了。

きっと今頃、ものすごい勢いで納豆菌が増殖してるハズ…

今年も微生物の働きを意識しながらトマトの生長を促したいと思います。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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