梶原耕藝

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2024.09.20|農家の日常

トマトの一番の敵は◯◯◯◯

トマトにはいろんな病気、害虫、害獣など困難が伴うもの。

特に中山間地の農業の場合だと、害獣の被害が無視できないレベルです。

害獣といえばイノシシやシカがポピュラーな存在で、確かに今でも田畑に爪痕を残します。

ただ、今年に入って、特に猛威を奮ってる害獣がいて、頭を悩ましております。

それは…

アナグマ。

今までもたまに畑に侵入してきたことはあったけど、特に今年は被害のケタが違う。

ハウスに侵入してトマトの樹を爪で引きずり下ろして、茎をへし折る。トマトの根元を掘る…などなど被害多数。

折られたトマトの樹は1、2本じゃありません。

しかも、彼らが決まって狙うのは大玉トマトではなくミニトマト「ほれまる」。

「ほれまる」を買っていただいたお客様からは、とても良い評価をいただいているんですが、アナグマ界でも「ほれまる」の方が人気なんでしょう。

今年の猛暑の影響は、とにかく8月下旬あたりからトマトの生育に出てまして、特にミニトマト「ほれまる」の方は実割れが頻発し、多く廃棄せざるを得ませんでした。

ようやく少しずつ涼しくなってきて、これからさらに品質が高まるタイミングで、アナグマに茎を何本も折られると、心底ガッカリするのです。

凹んでても仕方ないので、とにかく残りの2ヶ月弱、トマトの品質を高めていくしかありません。

もちろん、アナグマの痕跡が少しでもあるトマトは全て廃棄してますので、ご注文の際はご安心ください。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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