2020.06.28|その他
商品づくりと価値づくり
「あなたがつくる野菜の価値って何ですか?」
もしあなたが農家だったら、そう尋ねられたときにどう答えますか?
昨日、(株)農テラス主催の農業マーケティング講座2日目を受講しました。
(外ではどしゃ降りの雨が降るなか「ハウスは大丈夫だろうか・・」と心配しながらですが(;^ω^))
今回の講義テーマは『価値とは』。
冒頭の質問に対して、実際の農家の場合だとおそらく
「うちの野菜は〇〇農法で土づくりにこだわってて・・」
とか
「うちのトマトは通常より多く栄養成分が含まれてて・・」
とか
自分の農産物そのものが持っている価値について答えると思います。
もちろん、それ自体はじゅうぶん魅力のある価値ですね。
でも、今回学んだことは
「人によって価値は違う」
ということです。
例えば、農産物の「安全性」に価値をおく人もいれば、「価格の安さ(高さ)」に価値をおく人もいるように。
一方で、農産物そのものではない「栽培環境」とか「信用」とかが価値になる場合もあります。
つまり、自分が商品をお届けしたいお客様の価値観と、自分の商品が持つ価値がうまくマッチするかどうかが重要であるということ。
これを実現するためには、自分が商品をお届けしたいお客様が求めているものは何かを、お客様の立場に徹して判断することが必要だと思いました。
これは農業に限らず、他のビジネスでも共通していえることですね。
でもまだまだ、農業者である自分はそれが出来ていないことを知ることができました。
お客様の求めているものは何か。
自分の価値とは何か。
これからも日々追求していこうと思います!
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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