2020.03.31|その他
私が県庁職員から農家になった理由①
私が農業をやっていると、いろんな人から必ずといって良いほど言われるセリフがあります。
「県庁を辞めて農業なんてモッタイナイ」
「やっぱり公務員に戻りたいて思ってるでしょ?」
たとえ言葉には出さなくても、私が初対面で自己紹介をした時にも
「なんで農業なんか・・(‘_’)」
という顔をされることもしばしばです(;^ω^)
そういう反応をする人は特に田舎に多いかな。都会に出てサラリーマンになって給与所得を得ることこそが、安定して豊かな人生の送り方だと考えている割合が多いから。そりゃあ田舎から若い人がいなくなるはずです。
事実、私も若い頃はそう思っているところがありました。というより、農業を継ごうなんて若い頃は1ミリも考えませんでした。進学して、親とは違う世界で自分の可能性を試してみたかった。
そんな自分が、十数年の県庁勤務を経て農業に転職したのにはいくつも理由があるのですが、全部は長くなるので今回は1つだけ。
私が30歳台半ばの頃感じていたのは、農業を取り巻く環境が今後大きく変化していく、その一方で、 企業の農業参入も徐々に進み農業界も新たな競争時代に移る・・・ということでした。
農業従事者の数は減る一方だし、これからもますます減っていくのですが、逆に考えれば、競合相手の数も減っていくということ。やり方次第で今後の農業にも新たなビジネスチャンスが広がっていることを感じたのです。だからこそ、公務員の安定した地位を捨て農業界に転じてみようと思うことができた。
つまり、
県庁職員から農家になった理由①は、
これからビジネスセンスを磨き農業経営に生かせばおもしろい時代が来ると感じたから。
それ以外の転職理由については、また次回にでも。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
最新記事
KEYWORDS
- AGRI PICK
- GoPro
- Kindle
- Metagri研究所
- NFT
- Uターン
- vlog
- webマーケティング
- YouTube
- オーガニック
- カメラ
- くまもと農業経営塾
- クラウドファンディング
- クロマルハナバチ
- こだわり
- コミュニティ
- ストレス栽培
- タバコカスミカメ
- トマト
- トマトの歴史
- トマトの準備
- トマトの育て方
- ドローン
- ニンジン
- ニンニク
- パッケージ
- ふるさと納税
- フルティカ
- ブログ
- ブロックチェーン
- ほれまる
- まちづくり
- ミツバチ
- メタバース
- メルマガ
- ロゴ
- 中山間地
- 価値
- 優里の会
- 元公務員
- 共同作業
- 写真
- 加工品
- 加工品開発
- 労働環境
- 子ども
- 子育て
- 寄付
- 屋号
- 山都町
- 微生物
- 新規就農
- 日の宮
- 映像制作
- 暑さ対策
- 有機
- 有機JAS
- 有機栽培
- 有機農業
- 本
- 梶原家の歴史
- 歴史
- 生成AI
- 生理障害
- 田植え
- 病害虫
- 直接販売
- 移住
- 米
- 結び方
- 耕藝
- 自然災害
- 落花生
- 親元就農
- 転職
- 農家の嫁
- 農業vlog
- 農業コンクール
- 農業で稼ぐ
- 農業の誇り
- 農業ビジネススクール
- 農業マーケティング
- 里親制度
- 障害
- 雪
- 高温対策
- 高糖度トマト
- 鳥獣害