梶原耕藝

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2021.04.11|農家の日常

“そいつ”はいきなりやってきた

昨日、畑で作業中だった時の話。

朝から快晴で、育苗用ポットの土入れも終わり、あとは苗を迎え入れるだけだと安堵していました。

すると、そいつは突然やってきました。

ゴーッッッ!!!

という音が聞こえたと思ったら、いきなり強い風が吹き始めます。

その直後、ハウスのポリが

バタバタバタ!!!

と、はためく音も。

急いで音のした方に行ってみると、渦を巻いた風がポリを巻き上げながら通り抜けていきます。

「・・・つむじ風だ・・!」

そいつは、あっという間に南の方角に消えていきました。

恐る恐るハウスを見てみると、ハウスの天井に張っていたポリフィルムがビリビリに破れて風で踊っています。

フィルムのバタつきを抑えるためのハウスバンドも引きちぎれて、無惨に散らかっています。

被害に遭ったのは2棟。

「この前フィルムを張ったばかりなのに・・(:_;)」

そう嘆いても、誰が悪いわけでもなく、自然の力の前には無力だということを思い知るだけです。

夏から秋にかけて来る台風も恐いけど、何の前触れもなくやってくるつむじ風も恐いなと思った瞬間でした。

嘆いても仕方ありません。今日は朝からポリを張り直します!

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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