梶原耕藝

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2021.05.19|その他

『蕃茄』って何?

先日、長男と漢字クイズで盛り上がっていた時のこと。

長男が自信たっぷりな顔つきで問題を出してきました。

「『蕃茄』って何て読む?」

・・・・・・・・・・・・・・

私はまったくわかりませんでした。

皆さんはわかりますか?

答えは『トマト』。

正確にいうと、『蕃茄』はトマトの漢字表記で、読み方は『ばんか』だそう。

気になったのでトマトの漢字について調べてみました。

トマトは漢字は次のとおり。

  • 蕃茄
  • 唐柿
  • 小金瓜
  • 赤茄子
  • 珊瑚樹茄子

全部で5つもあるのは驚きでした。

『唐柿』と『赤茄子』は何となく見たことがあります。

『珊瑚樹茄子』なんて初めて聞きました。

珊瑚樹って木があるので、それに似ているからなのでしょう。

トマトが伝わった先によって、呼び名も変わっていったのだと思います。

トマトが日本に流入してきた時、初めてトマトを見た人の印象によって、ナスだったりウリだったりカキだったりと表現が違うのも面白いです。

トマトを漢字表記する機会ってなかなか無いですが、その由来を調べると新たな発見がありそうです。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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