2021.05.20|その他
我が青春のベルセルク
今日のニュースを見た時、思わず声を挙げてしまいました。
マンガ『ベルセルク』の作者、三浦建太郎が亡くなった・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/36dc924a0a6d408d0897919a58fa1ec56e47b301
『ベルセルク』は、自分の青春とともに歩んできたマンガでした。
学生時代、友人宅に遊びに行ったときに、たまたま本棚に並んでいた『ベルセルク』に目を通したとき、あまりに壮大な世界観と緻密な描画に衝撃をうけて、以来、ずっと愛読してきました。
それから20年以上。
年を追うごとにストーリーは重厚になっていき、画もより緻密になっていきます。
マンガの1コマ1コマがそれだけで絵画といっていいほどの、作者のこだわりでした。
一方で、その緻密さの裏返しとして、年々連載ペースが遅くなり、最近は休載期間が長くなっていました。
ファンからは「物語が終わるのが先か、作者が亡くなるのが先か」と冗談まじりに語られるほど、その壮大なストーリーは終わりを見せません。
そんな中、今日目にした三浦さんの訃報。。。
あの大作が未完のまま終わってしまうなんて・・・今年で1番ショックな出来事です。
このニュースから、自分のことに置き換えて考えました。
漫画家もそうであるように、農家にもそれぞれ自分の作品(農産物)に対するこだわりがあります。
自分の世界観を大事にしています。
自分のこだわりのために、長い時間や労力を割くことをいとわない。
一方で、あまりにこだわりが強すぎて、作品が世に放たれなかったら、その分だけ誰かを幸せにすることができないのです。
三浦氏はきっと自分の人生をかけて、『ベルセルク』という作品を完成させようと思い、一切の妥協を許さなかったのだと思います。
だからこそ多くのファンを魅了してきた。
でも、完成させることなく亡くなってしまった。。。
少しだけでも手を緩めて物語を進めてもらえたら・・・多くのファンはそう思っているはずです。
作家としてどこまでこだわりを追求するのが正しいのか・・・大好きだった稀代の作家の訃報を目にして、考えさせられた一日でした。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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