2021.06.24|農家の日常
ハウス内のトマトを少しでも涼しくさせる方法
昨日は早朝からトマトの状況を見に行ったんですが、だんだん日差しも強くなってきて、
「うわー、今日も暑くなりそうだ・・・」
と思っていたんですが、やっぱり暑かった💦
涼しい山都町でも昼間は30℃近くまで気温が上がりました。
ましてや、ハウスの中は日を遮るものがないから暑いです。
人間が暑いなら当然トマトも暑いはず。
彼らは人間みたいに移動することができないので、ジッと耐えることしかできません。
夏の野菜というイメージのトマトだけど、暑さにめっぽう強いというわけではありません。
トマトをすくすく生長させるためには、少しでもハウスの室温を下げてやる工夫が必要です。
ハウスのサイドは全開にして風通しを良くしているんですが、天井近くに溜まった熱気も、できる限り外に排出させたい。
そこで、ハウスの出入口のポリフィルムを巻き上げて、ハウスの妻面を開放する作業を行いました。
これだけでもだいぶ空気の通りが良くなって、ハウス内の熱気が外に逃げます。
デメリットとして、雨が降ると出入口近くのトマトが雨に濡れるんですが、夏秋トマトの場合は暑さ対策の方を優先すべきでしょう。
梅雨にもかかわらず、今のところ晴れ間が続いているので、トマトもすくすくと生長しています。
7月に入ればいよいよ収穫が始まりそうです。
梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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