梶原耕藝

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2021.07.06|農家の日常

トマトとゆかいな病害虫たち②

トマト畑に現れる病害虫を紹介するために始めようと思ったこのシリーズ。

でもあんまり書いてると、

「梶原耕藝のほ場は病害虫だらけなんじゃないか?」

と思われそうで、しばらく自粛していましたw

昨日、就農以来はじめての病気に遭遇したので、記事にすることにしました。

茎と葉が分岐しているところが茶色く変色しています。

これは、

軟腐病

という病気です。

土壌中にいる細菌が、トマトの傷口から侵入したのが原因です。

そういえば、雨が降っていた日にわき芽をかいたことがあったので、それが原因かと思います(;´∀`)

一度感染してしまったら、もう治療することは不可能です。

このまま放っておいても、病斑がどんどん広がって腐敗していくだけなので、残念ですが処分してほ場外に出すしかありません。

わき芽かきをした後など、傷口が湿った状態が長く続くと感染リスクが高まるので、わき芽かきは晴天時にする。

ちゃんと基本を押さえないとダメですね。

軟腐病は今回がはじめてですが、他にもトマト農家が恐れる病害はあります。

繰り返しますが、そんなにしょっちゅう病気が発生しているわけではありませんのでご心配なくw

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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