2022.01.28|その他
農業経営は今後も多様化していく
こんにちは。熊本の最高のトマト農家、梶原耕藝です。
以前のブログで、農業経営は多様化していますよという話をしました。
農業収入だけで生計をたてる専業農家。
農業以外の収入がある兼業農家。
観光客をお客さんにして対価を得る観光農家。
農業と組み合わせて他の仕事やいきがいを両立する半農半X。
家庭菜園をもって趣味的に農業をする人。
就農する入口をみると、親元就農、Uターン就農者、Iターン就農者。
独立自営もあれば、農業法人などに雇用される人。
などなど、一口に農家といってもいろんな形が存在します。
就農する前、自分が「農業をやりたい」と嫁に伝えたとき、嫁は、若くして農家になるなんて1ミリも想像もしておらず、ずいぶん面食らったようです。
そんな嫁を農業の世界にいざなったわけですが、嫁を農業に専念させた方が良いのか、あるいは他の仕事をさせた方が良いのか、最初は悩みました。
嫁は教員免許を持っているので、学校の先生になろうと思えばなれるからです。
家計的にも、農業収入とは別に給与収入が入ってくるわけですから、収入が安定しない農家にとってはリスクヘッジにもなる。
結果的には、夫婦一緒に農業する道を選びました。
夫婦とも同じ農業をする。
夫婦が別々の仕事をする。
どちらが良いのかは、夫婦関係や家族構成などによってケースバイケース。
農業は人生を豊かにするための手段であって、「農家はかくあるべし」と型にはめる必要はない・・・ってことだけは言えるのかな。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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