2022.05.10|農家の日常
有機ニンニクの持つパワー
熊本の最高においしいトマト農家、梶原耕藝です。
できれば誰にも会いたくない。
家族以外とは誰にも会わず、そのまま1日を終えたい。
そんな日がある。
なぜなら・・・
ニンニクの芽を収穫したからだ。
昨日は小雨降るなか、有機ニンニクの芽を一気に収穫しました。
最近は雨が多いせいか、花茎が伸びるのも早く感じられ、急いで収穫をしています。
ニンニクを栽培している農家なら知っていますが、ニンニクは思った以上にたくさん水分を含んでいます。
なので、芽を摘み取ると、口の部分から水分がポタポタと滴るほど。
勢いよく摘めば、自分の衣服にも液が飛んできます。
ある程度収穫を終えたころには、体がニンニクの刺激臭を発するので、なるべく人には会いたくない。
どうしても人と会わないといけない時は、自分からニンニク臭が出ていないか気にしつつ、そっと距離をとらなきゃいけません。
その刺激臭のおかげか、イノシシやシカが近寄らないニンニク。
それは、人すら近寄らせない力を持った、スーパーフードなのです。
メチャクチャ美味しいんですけどね。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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