2022.06.03|農家の日常
ミディトマト フルティカの特長と根回し水
熊本の最高においしいトマト農家、梶原耕藝です。
昨日は暑かった💦
定植したばかりのトマトの苗が暑さでグターっとなってたから、早めに潅水!
トマトの苗の定植はいよいよ後半戦。
昨日はミディトマトの定植です。
植えたのは「フルティカ」。
昔から大好きな品種で、商品として出荷するだけでなく自分も食べるために栽培しています。
糖度は高めで葉カビにも比較的強く、裂果にも強い。
一方で、果皮が薄いので日持ちがしにくく、自分の周囲のトマト農家でフルティカを商品として栽培している人は、ほとんどいません。
ただ、「フルティカが欲しい!」と指名買いされるお客様がいるのもあって、毎年つくり続けています。
大玉トマトに比べると茎の伸びが早く、わき芽も摘んだところからまた生えてくるし、管理は少々大変なんですが、やりがいがある品種です。
それから、昨日定植した大玉トマト。
定植してからまだ水は与えていませんでしたが、昨日の暑さですっかり萎れていましたので、株元に潅水!

明らかに萎れているので、知らない人が見ると心配になるくらいですが、潅水してしばらくするとすっかり元気な姿に☺

これくらい元気になってくれると、やりがいがあるw
定植直後に株元に与える水は「根回し水」とも呼ばれて、植物の発根を促す役割があります。
苗が根を張って水を吸える「活着」状態になるまでは、繰り返し根回し水を与えることが必要。
活着したら、その後は約1か月の間、水を与えずに生長させることになります。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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