梶原耕藝

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2025.05.09|農家の日常

ミニトマト「ほれまる」の定植を終える

ミニトマト「ほれまる」、定植完了!

いよいよ今期もスタートです。

昨日は午前中に用意したほれまるの苗を、手分けして定植していきました。

日中は思いのほか暑くなり、水分の足りない苗がクタッと萎れてきたので、定植しながら1本1本根元に灌水。

げんきんなもので、水やりしてしばらく経つとすぐシャキッとなります。

昨年に続き、今年もほれまるの圃場に使っている微生物資材があります。

菌根菌はじめ複数の微生物をもみ殻で培養した資材を、あらかじめハウス内に投入していました。

菌根菌とは、植物の根に共生する微生物のことです。

菌根菌は菌糸を伸ばして土中の養分を吸収して植物に供給。

一方で、根からは光合成の産物が菌根菌に供給。

菌根菌と植物がお互いに養分を供給しあうという共生関係が生まれます。

これができると、植物の根が届かなくても菌が養分を運んでくれるので、植物の生長が促されるというわけですね。

植え穴を見てみれば、事前にまいていたもみ殻に菌糸がびっしり。

去年は味、品質ともに効果があったので、今回も楽しみです。

で、肝心のトマトジュースの方も、山都町のふるさと納税の返礼品に登録するため、仲介業者さんと打合せをしました。

ただでさえ繁忙期なのに、まあやることが多くて大変です。

近日中にはオンラインショップに掲載しますので、どうぞよろしくお願いします。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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