梶原耕藝

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2021.02.06|その他

【カタン】子どもの教育に良いボードゲームである理由

今日は朝から子どもたちがボードゲームをしています。

やってるボードゲームは

「カタン」

ドイツ生まれで世界中でベストセラーになった、有名なボードゲームです。

カタンはなぜ人気があるのか。

やったことがある人は分かると思うんですが、カタンは子どもにもできる敷居の低さにもかかわらず、多くの戦略性が要求されて、大人でもハマってしまうからです。

ざっくり言うと、カタンではサイコロを振りながら様々な資源を集めていき、都市や街道を造り開拓地を広げていくのがルールですが、おもしろいと思うのは、他のプレイヤーとの交渉によって資源の取引ができる点です。

たとえば「自分は都市を発展させたいけど”石”が足りないから、自分の”羊毛”と交換してほしい」と、その場で交渉することができます。

市場に石という資源が枯渇していれば、それだけ希少価値が高いので簡単には交渉に応じてくれませんし、逆にありふれていれば交渉が成立しやすくなります。

子どもながらに、自分が持っている資源の価値が市場によって左右されるというマーケット感覚が自然と身につきます。

一定のポイントを獲得した人が勝利するので、単に資源を獲得していけば勝てるわけではなく、都市を発展させまくったり、ゲームを有利に進めるために発展カードを集めたり、都市の発展に力を入れたりと、各プレイヤーが取る戦略も大事です。

相手の動向を観察しながら、その時々によって自分の戦略を選んでいくという力が必要となります。

こういった「マーケット感覚」とか「戦略を見極める力」って、もちろん大人になっても必要ですよね!

遊びながら知らないうちに身につく・・・ボードゲームの魅力って侮れないなと思います。

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)

1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!

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