2021.02.25|農家の日常
ビニールハウスの被覆作業(その1)
天気は快晴。
風もほとんど無し。
・・よし、フィルムを張るチャンスだっ!
トマトの植付けの時期がだんだん近づいてきたので、冬の間外しておいたビニールハウスの屋根フィルムを張りました。
この作業は気象条件がそろわないとできません。
まず雨の日は不可。
風が強い日も厳しい。急に風が吹いたりすると、フィルムが吹きやられてしまう。
数日間、雨が続く予報が出ているので、今のうちに少しでも多く張っておこうと大急ぎで作業しました。
今年は父がいないぶん、一人あたりの負担が大きくなって大変です。
母とふたりでフィルムを張りましたが、3人と2人では、はかどり方がまるで違う。
午後からは風が出てきたせいで、思うようにフィルムが張れません。
やっと屋根に引き上げたフィルムが、風で押し戻される(:_;)
かといって、しばらく雨が続くので作業をやめるわけにもいかない。。。
風がやんだタイミングを見計らって、「今だ!」と掛け声をあげながらフィルムを固定していく。
ここまでが大変です。
悪戦苦闘しながら、何とか予定どおりの仕事を終えることができました。
やっぱり、新品のフィルムを張ったあとは、清々しい気持ちになる!
買ったばかりの服に、袖をとおした瞬間のように。
(その2に続く。)

梶原耕藝 代表梶原甲亮(かじわらこうすけ)
1976年生まれ(43歳)。熊本県山都町在住。代々続く農家の7代目。九州大学法学部政治学科を卒業して熊本県庁に就職。子供が生まれ、食への関心が高まると共に「安心安全な食べ物を届けたい」「農業を夢のある仕事にしたい」という想いでUターン。現在、3兄弟の父親として日々学びながら農業を取り組んでいます!
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